Atami

「一碧湖美術館」に行く。カシミョールというフランス人の現代画家の作品がお目当てであったが、日本画家の坪内滄明という人の作品を夫婦共々気に入る。日本画に対し、考えを改めなくては、と感じる。カシミョールはマリー・ローランサンを彷彿とさせるが、手の表情とかの面で、ローランサンの方が上と感じた。しかし、悪くはない。いい雰囲気の作品が多く、自分の傍に置いておき、時々見ていたい作品群であった。

その後、近くの「池田20世紀美術館」にも行く。日本の前衛作家の企画展をやっていて、こちらはまずまずであった。しかし、常設展示のピカソシャガールは大変結構。ダリもあるようだが、今は福島の他の美術館に行っているとのこと。

洋子の美術趣味が多少向上したのは大きい収穫であった。帰りに伊東のヤオハンで買い物をする。