Minami Hakone

1時15分起床。

早朝翻訳後、「ひだまり」に一人で行く。母は相変わらず。先週と違い、日めくりカレンダーはめくってあった。帰宅後の洋子との会話で、私が母を再婚させた当事者であることを思い起こす。私の意向が全てではなく、母の事情、気持の揺れもあったが、それが決定打となったことと思う。だから私は最終的に責任を感じ、コスタリカで猫を看取り、コスタリカに縛り付けていた鎖が切れたとき、日本帰国を決断した。母が、自分の意思だけで再婚したのならば、私は、ヨーロッパに行き、コスタリカとの往復の生活となったであろう。しかし、それは、結果論。債券での稼ぎもあったが、母の資金がなければ、物価の安いコスタリカ生活を捨てることは出来なかったであろう。つまり、ヨーロッパ暮らしという選択肢は、自力では困難であった筈だ。母の資金で現在は日本で暮らしている。それが無ければ、基本的に生活基盤はコスタリカという状態を変えられなかったのではないか。母は自分の金で私をコスタリカから呼び戻し、世話をさせているのだ。それが無ければ、好むと好まざるにかかわらず、私は日本での生活はできなかった。

「現(うつ)し身をつつみて寒さ美しさ」長谷川素逝。

19:00就寝。