Alajuela

voyagerart2005-05-10

早朝、洋子に電話。5時半にマルタに電話し、書類を読ませて欲しいと言う。本日はヘラルドが単独出勤で、出かける前に、書類を渡してくれた。どれだけ渡してくれるかと思ったが、市役所からの撤去命令書のみ。マルタが市役所に出した書類とかは昨日見たのみとなる。

新聞屋から新聞を買う。以前より配達の時間が遅い、また、ナシオンは200コロンとなっていた。セシーに本日は出かけないと電話する。昨日は、本日いろいろ動くので、車であちこち連れて行ってくれと依頼してあった。

朝食。シャワーを浴びて、書類を慎重に読む。書類は結局私宛で、ベンチを5日以内に撤去し、歩道を原状復帰させよとのこと。他の関係者(ルースのこと)も含め、命令違反は罰金徴収するとの罰則付きの本格命令書であった。私宛となっているのは、ルースが視察に来た市の検査官に、私の同意を得てベンチを作ったと話したというマルタの話を裏付けている。クタクタとなり昼まで、うなされつつ眠る。起きてからマルタに電話をして家に行き、昨晩渡し忘れたお土産を渡す。カテリンが居て、お土産のハンカチを喜ぶ。

ルースの娘に明日話しをしたいと言い、明日は8時ころ両親二人ともに話ができると思うとのことであった。パン、チーズ、氷を買って帰宅。それにて昼食。そして洗濯。いろいろ考える。

カテリンと思われる、読まれる想定の落書きを発見。ミリー同様、心が純真に育っている。可愛い。やはりマルタ家を応援したいとか、心が揺れる。5万コロンは私宛の命令を実行に移した兄弟たちへのお礼にしてくれと言うべきだとか、いろいろ考える。現段階としては、ベンチを撤去してから家をきれいにして、できるだけ高い値段で、マルタ、セシー以外の第三者に売ろうとの思いが強くなりつつある。外人がいいかもしれない。ティコ・タイムズに広告を携帯の電話番号で出し、英語で応対する手も考えられる。マルタ、セシーでは相当安くしないと買えないだろう。それでもいいではないかとの思いもあるが、やはり少しでも高く売るべきとも考える。そのためには、かなり頑張ってきれいにしなくてはならない。腹は立つが抑えて、ベンチを私に撤去させてくれとルースに言い、ダニーロも含めたOKの下で、ビクトル・ユーゴに撤去作業をしてもらう。そして家をきれいにする(少しでも高く売れる状態にする)こともしてもらう。そんな考えになりつつある。家はできるだけ高く売り、家具は、欲しがっているマルタに格安で売る。もちろんマルタには、それをすると近所の妬みをまた受けることになると警告する。しかし、こちらの気持ちを受けて、買うだろう。

セシーは、夫が離婚届に捺印してくれと言ってきているとか。しかし、私の話を聞いて、離婚せず、日本に行くことも考え始めている。一年の滞在で日本国籍が取れ、アレックスを働きに呼び寄せられるとの私の話に、気が動いている。落ち着いたらいろいろ話をしてあげたいが、今は、まずは家のことだ。

電話はセシー宅を考えていたが、当初計画通り、マルタ家に置いてもらうことも考えられると、気が動く。家は安くできずとも、家具を安くすれば、一応納得するかも知れず、また、あの強さは、近所からどう思われようと、ビクともしないかも知れない。まあ、まだ先のことだ。まずはこの家の売却だ。