Minami Hakone

オフクロを見舞い、買物をした後、エメタンを散歩。巨大な蜂の巣を廃屋の切妻に発見。近所の人は知らず、告げると大驚きで、管理事務所に報告に出かける。急傾斜の廃屋で、崩れかけている。取ろうとすると、家全体が崩れる可能性大。これは見ものだ。


ケアマネのアドバイスを受け、「ひだまりの郷」への入所申込書を修正。84年の人間の一生を要約するのは難しい。ケアマネの意見のごとく、さらりとやる方が良いのだろう。本気で書けば、大河小説となる。

「サン静浦」の四の宮さんより電話あり。入所面接が11月2日木曜日午後2時半で決まった、婦長の中村が、SWの森藤さんと会った後に行くので、病室に居てください、とのことだった。森藤さんは主治医、婦長、担当看護師、そしてリハビリ担当より情報収集している。そして、勿論、家族とも面談していて、全ての情報を握っている。森藤さんは、若いが、有能で仕事熱心な人との印象を受けた。NTTとしての立場を崩せないところがあり、歯に衣を着せざるをえないときがあるが、総じて、印象良し。7年ほど前に、母が三田の済世会病院に入院したとき、そこのSWに何度か会ったが、不親切で、感じが悪かったのを思い出す。もっともあの時は、コスタリカから一時帰国したときであり、こちらの親不孝を見透かされたのかも知れない。

思うに、先週月曜日に来た伊豆の国市の介護区分変更の調査員は、病院サイドと会ったのだろうか。「トイレは一人で行けますか」とか、その他の質問内容から考えると、病院からは何も聞いていないような印象を持った。聞かないのが一般的なのかどうかわからないが、入院時の調査として、病院の意見は重要と思うが、どうだろうか。更に言えば、伊豆の国市の調査員は名刺を置いていかなかった。東京で2回、函南町で1回、面接に立ち会ったが、3回とも、調査員は名刺を置いていった。「サン静浦」の調査は伊豆の国市の調査に比べ、病院の意見をまず聞こうという点で、結構と思う、NTTに気を使っている点を、割り引いても。

NTTに母を見舞う。ポピュラー時代小説No.8、リブリオ出版、「大活字版、今東光集ーーお吟さま」289頁、韮山図書館は、読み終わっていた。どうだ、難しかったか、わかったか、と聞くと、これ難しい、半分くらいしかわからなかった、との返事。細川ガラシャ夫人もそうだが、戦国の日本女性は強い。男勝りに強い母のこの返事を、どう解釈するべきか。難しい。ディズニーアニメの小説版の「シンデレラ」を渡す。