老健に報告、そして、転倒

「いちごの里」、「ぬくもりの里」、「ひだまりの郷」の各相談員に電話し、病院から老健に移ったことを報告する。やはり、「ひだまりの郷」が最有力の候補だ。どれ位の待ち順番か、との私の質問に対し、介護4で、独居なので、相当上位にいますとの返事だった。また、「サン静浦」の相談員とは知り合いのようで、12月の初めに、母が移ってきたか、確認していて、入居が遅れている状況を知っていた。この感じでは、半年以内に入所可能となるような気がする。

サンに行く途中で携帯が鳴る。大事無いが、転倒した。ベッドを壁側に付け、3柵で拘束せざるを得ないので、同意してくださいとのこと。行ってから、同意書に署名する。

NTTでリハビリの先生から言われた。大事無いとは言え、2ヶ月強で2回転倒している。通常は転倒無しか、しても1回。2回というのは、あまりないケースです。また、主治医からは正直な感想を聞いた。動けるようになるのは、良し悪しですね。元気になると、再転倒の危険が増します。NTTの入院が長すぎたかもしれない。老健に行くとなってからの目標だった11月中旬退院が、ベストだったのかも知れない。自力でトイレに行けるという意識が、転倒につながるのだ。

本日は入浴日。風呂はあまり気に入らなかったようだ。また、3時のおやつは、ミルクを少しだけだったし、リハビリが無かったと、不平を言われる。そして、建物の4Fのベランダから景色を見せてやるが、そのとき、大きい看板を指差し、ここは病院でなく、老人保健施設なのね、道理で年寄りばっかりだ、とも言われる。老健に入れたとは言え、こちらの悩みは、簡単には尽きない。

「人名のひみつ」国松俊英岩崎書店、95頁、中央図書館を読み終わっていた。まだだろうと思っていたが、別の本を催促されてしまった。明日は、かごのようなものに数冊入れ、枕元に置いてやろう。拘束され、引き出しまでは、手が届かない。