Minami Hakone

「ぬくもりの里」見学。詳細はhahanokaigo


電話予約後、特別養護老人ホーム「ぬくもりの里」見学。天皇陛下と皇后様がお見えになったそうで、写真が飾ってあった。

昨日の「いちごの里」とは性格を異にしている。状況別に、例えば、自立グループとか、寝たきりグループとかに分けて介護する方針。従って、状況が変われば、別のグループ分けに所属するようになるとのこと。大部屋は個人のプライバシーが保てないカーテン仕切り。しかし、廊下は広く、窓は大きく、全体が明るく、開放的。また、病室から庭に出ることができる。

相談員の木内桂子さんは有能で、仕事に誇りを思っている感じ。また、ここの管理主体の春風会は他に3つの「特養」を近くに持つ大手。ここに申し込むということは4つに申し込むような意味を持つような気がする。母の最終施設としてはやや不満だが、捨てがたい。しかし、これは私の感覚であって、母は「いちごの里」よりこちらが良い、と言うかも知れない。

毎年平均10名退所、待ち150名だそうだ。数字上は15年待ちとなる。偶数月の第3木曜に判定会議をやっている。今度は12月なので、区分変更申請の結果に基づいて申し込みをするように、とのことだった。申し込み用紙について、詳しい説明有り。また、木内さんはお隣の藤原さんを知っている。また、ケア・マネジャーの出口さんも知っていて、ケア・マネジャーに良く相談して行動するように、アドバイスを受ける。

ここには何とか、1・2年待ちで入れるのではないかと感じた。母が独居状態にあることと、介護度が高いことで、優先度が高くなるという木内さんの話に期待する。しかし、淡い期待に過ぎないかも知れない。

NTT伊豆病院にオフクロを見舞う。昨日渡した「鞍馬天狗」雪の雲母坂はもう読んでいた。小池真理子「現代ミステリーワールドNo.7」大活字版289頁を渡す。

オフクロの気持ちを確認。自宅に戻った場合、私が夜、オムツを替えることになる。だから私はあまり寝れず、一週間位しかもたない。そして、次の一週間は熱海の中銀のような施設に入ってもらう。その繰り返しになる。それでも、いいか。それとも、病院に居るほうがいいか。

答えは、病院の方がいい、だった。