区分変更調査

午後1時10分前にNTT伊豆病院に到着。今日は、区分変更調査があるので、普段より早い。入院患者への面会時間は本来1時からだが、面会証は15番。1番は9時半ごろで、面会時間より前でも、入れることがわかる。

今週からと聞いていたが、ようやく病室が個室から多床室に変わっていた。これで毎日6300円の自己負担個室料から開放される。順天堂では1日だけであったが、ここでは1ヶ月を越えた。

病室にいるとリハビリの先生が来て、これからやるが、良かったら見学しませんかということで、病室を出て、リハビリを見学。約40分。確かにだいぶ動きは良くなったが、自分の体重を左足にかけることは、まだできない。平行棒では良い方の右足を先に出し、悪い左足を引きずるようにするのかと思っていたし、主治医の先生からもそう聞いていたが、悪いほうの左足が先に出るので、驚く。確かに、良く良く考えると、この方が悪い左足に体重をかけないですむ。左足が床に付く前に、手で体重を支えるのだ。3メートルほどの平行棒を一往復ごとに休み、2回半でギブアップ。

左膝の変形をガードするためにサポーターをはめるたらどうかという話しが主治医から出ているそうだ。1万円ほどで、長時間はめるのではなく、歩くときにはめるとのこと。自分では、はめられないので、今後の生活設計等についての家族の考え方により、最終決定したいとのことだった。

リハビリの見学中にソーシャル・ワーカーの森藤さんが来る。状況を説明し、「安寧の里」への紹介状を渡し、作成を依頼。主治医に直接コンタクトをとるより、ソーシャル・ワーカーを経由したほうがスムーズにことが流れるのではないかと考え、あえて、そのようにした。森藤さんの事務所には病院に来てすぐ行ったのだが、不在であった。

病室に戻ると間もなく、伊豆の国市より調査員の木内さんが来ていて面接調査となる。何回か立ち会っているが、母は今まででは一番素直に答えていたように感じた。自分を良く見せたいのが年寄りだけでなく人間の常で、どうしても頑張った答えになるようだ。排泄については全介助要と判定され、全体として、介護度が3から4へ、段階が一つ上がるように思う。介護保険施設の利用では、介護度が高いほど費用がかかるが、施設入居の優先度も上がる。ほとんど天文学的に混んでいる老健、特養の申し込みには、有利に働くはずだ。