10時のおやつ

「ひだまりの郷」へ「10時のおやつ」を持って行く。中身が母の好きなものであることを見せ、これが10時のお茶のときに出るからと、伝える。いろいろ面倒をかけるが、よろしく頼むと言われる。殊勝な発言に驚き、哀れを感じる。

母は丁度入浴する所だった。本日は入浴日である。

三食と3時のおやつのメニューが壁に貼ってあるのに気が付く。こんなふうには、とても自分では、できない。やはり施設に入れて良かったのだ。まだ、すっきりは来ないが、いずれ確信を持ってそう思えるときが来る、と思いたい。

施設の人に確認すると、パンツは丁度良かったそうで、母は抵抗無く着たそうだ。まずは、一安心だ。