サポーター

NTTに母を見舞い、リハビリに立ち会う。左膝用のサポーターが用意されていて、1万3千円、現金で支払う。リハビリの先生の話では、母はもう、心配要らない、トイレも一人でほぼ可能、老健へは、いつ移っても良い状態、しかし、転倒・再骨折の危険性は消えない、とのこと。

SWから主治医への連絡が遅れたのか、それとも、その他の要因で遅れたのかわからないが、便検査は15日だったようだ。「サン静浦」の金曜の判定会議に結果が間に合うかは微妙。しかし、遅れたにしても、NTTは母を置いてくれるだろうから、こちらは、かまわない。困るのは、むしろNTTだろう。

10月分の請求が来る。個室料は高いが、それ以外は限度額が適用されるため、僅か。ありがたいが、このままでは国が成り立たなくなる。私がお世話になる頃には、こんなことは、もうあるまい。特養を現状以上に増やさないという政策も当然と思う。ごく近い将来の自分の老後は、厳しいものになろう。

伊豆の国市中央図書館で借りた以下3冊は読み終わっていて、「アリス」は、まだだった。「ナイチンゲール」を渡す。

静岡県のむかしばなし「へっこきじいさま」那須田稔静岡新聞社、201頁。日本児童文学名作選「くもの糸」芥川竜之介あかね書房、247頁。てのり文庫「登呂遺跡のなぞ」たかしよいち、国土社、213頁。

母を看護師さんにトイレに連れて行ってもらう。会話が聞こえる。母は相変わらず。使用人に接するような言葉使い。態度は、想像に余る。順天堂を退院するときに、ベッドがお隣だった韮山の民生委員から言われた、そのままである。さんざん注意しているのだが、改まらない。母の過去を考えると、無下に批判は可哀相であるが、困ったものだ。東京の病院も、こちらの順天堂も、NTTも心配だった。我々はプロですから、そんなことは心配要りませんよと、病院からも、介護事業所からも言われた。しかし、過去に、早期退院させられたことがある。これから、老健、特養と移っていくだろうが、この点が、一番心配だ。